外壁塗装の見積もり内訳のチェックポイント|外壁塗装の基礎知識
外壁塗装の見積もり内訳のチェックポイント
外壁塗装は、数年から十数年に一回は必ずやってきます。
定期的にメンテナンスをすることで、家の寿命を保つことが出来ますし、塗装をすることで新築のようなきれいな家に帰ってくるのが楽しくもなるでしょう。
しかし、頻繁に外壁塗装をするわけではないので、前回の内容などを覚えている人は少ないと思います。
また、悪徳業者に引っかからないためにも、きちんと見積内容を確認する必要があるでしょう。
ここでは、外壁塗装の見積もりの内訳におけるチェックポイントをお話したいと思います。
外壁塗装の見積もり内訳のチェックポイント
では、実際に見積書を受け取ったら、どの項目を見ていくべきなのでしょうか。
内容が「一式」とまとめられていないか
基本的に見積書には、
・費用項目名
・数量
・単位
・金額
・備考/摘要
といった内容になっています。
また、多くの項目では、この単位が「㎡」になっていることと思います。
塗装においても、足場などにおいても、面積あたりの金額が書かれることが多いのです。
その際単位が、「一式」になっている場合には注意しましょう。
一式は、一般的に数量的に小さい時に費用をまとめて表記する時に使われるものになります。
この金額が10万円を超えるようであれば、その詳細を教えてもらうようにしましょう。
1万円程度なら、詳細な内容がわからなかったとしても問題ありませんが、仮に10万円の費用が、何に使われているのかわからないというのは、不自然なことです。
もちろん、施工会社に確認する際に「教えられない」ということであれば、その業者を利用するべきではありません。
塗装は「三度塗り」になっているか
外壁の塗装は、基本的に3回塗ります。
それぞれ「下塗り」「中塗り」「上塗り」と呼ばれるのですが、この3回の塗装が1回でも少ないと、長期的に見た時に塗装が剥がれるなどの危険性が高くなります。
また、「下塗り」に使う塗料と「中塗り・上塗り」で使用する塗料が違うことにも注意しましょう。
下塗りでは、既存の外壁と付着しやすい塗料を使い、中塗りや上塗りには見た目や機能を重視した塗料を使います。
そのため、塗料の金額や項目が別になっている事に加え、下塗りの単純に二倍程度の量を使用して中塗り・上塗り用の塗料が項目に入っていることを確認しましょう。
きちんと必要な範囲分の面積が満たされているか
悪徳業者の傾向としては、
「必要な部分の塗装料金が含まれていない」
ということがあります。
特に面積に関しては、本当は150㎡の範囲の外壁塗装が必要なのに、100㎡分しか記載していないなどがあります。
そうすると、本来の費用よりも3割程度見積もり上では安く見えるので、当然依頼する人も多くいます。
しかし、そういった悪徳業者は、施工が始まった後に、
「〇〇の部分にも塗装が必要ですね。その場合追加料金が必要になります」
と、工事が始まってから追加でお金を要求してきます。
別の業者にその部分だけを依頼すると、足場代が二重にかかるなど、余計に費用が大きくなるので、結局払わざるを得ない状況になるなどのトラブルが実際にあります。
そのため、最初の見積もりの際に、塗装が必要な部分やその面積をしっかりと把握して確認しておく必要があるでしょう。
人件費は高すぎないか
人件費は、ある程度の相場があるものの、見積もりをする会社のさじ加減で金額を変えやすい項目になります。
「うちの職人は1日あたり○万円必要だ」
と言えば良いのですから。
そのため、人件費が高すぎないかは、事前に確認しておきましょう。
費用の割合としては、総額の2割程度になるのが一般的です。
施工内容によっては、時間のかかる作業もあるかもしれませんが、もしも気になる場合には、どのくらいの時間(日数)がかかるのかなどを確認しておきましょう。
雑費が高すぎないか
雑費は、色々な費用が含まれます。
例えば、職人さんの交通費などです。
これらの内容を1つずつ確認していくのは非常に難しいでしょう。
そのため、金額が高すぎないかだけでもチェックしておきましょう。
通常1万円~3万円程度で済む事が多いのですが、5万円を超えてくるようであれば、金額の大きな部分を雑費から外して別項目として記載してもらうのも良いでしょう。
塗料の金額は高すぎないか(メーカーや品番もチェック)
塗料は、機能性や耐用年数によって、その金額が大きく変わります。
そのため、一概に金額が高いのかを見るのは難しいですが、「摘要」欄にメーカーや品番を書いてもらうようにしましょう。
そうすれば、別の施工会社に聞いてみて、相場程度なのか、高すぎるのかを判断できるでしょう。
また、1㎡あたりの金額が5,000円を超えてくるような場合には、一度確認しておきましょう。
基本は複数社で相見積もりを取る
外壁塗装を依頼する際には、必ず相見積もりを取るようにしましょう。
基本的なことですが、この複数社の見積書を比較することで、前項でお話してきた、
・過不足ない範囲の塗装面積になっているか
・人件費が高すぎないか
などがわかります。
もしも片方の見積書には含まれているのに、もう一方では含まれていない場合には、
「この項目はいらないんですか?」
といた様に確認しておけば、作業が始まってから追加で支払いをするリスクが低くなります。
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大蓮は、千葉県習志野市を主として、外壁塗装・屋根塗装などの施工を行っています。
弊社では、大々的な広告を出したり、CMなどを行っていません。
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多くの施工会社では、仲介会社などを利用しているため、その分のマージンの分費用が高くなることが多いのです。
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