千葉県習志野市の外壁塗装の費用・価格相場｜外壁塗装の基礎知識

一般的に外壁塗装をする際には、下記のような費用項目が必要になります。

・足場
・高圧洗浄
・養生
・飛散防止ネット
・塗料（下塗り用／中塗り・上塗り用は別塗料）
・シーリング
・廃棄物処理
・人件費
・雑費（職人さんの交通費など）

これらが最低限必要な項目になり、屋根塗装なども同時に行う場合には、更に項目が追加されることになります。

また、相場を計算する上で、塗装面積によって費用が変わる項目が多いですが、ここでは30坪の家の一般的な広さである ・1階建て：100㎡
・2階建て：120㎡
・3階建て：140㎡
を基準に相場を見ていきたいと思います。

足場の費用相場

足場は、その面積によって金額が変わってきます。
また、外壁のみよりも屋根塗装も含まれた方が、足場面積は大きくなります。

足場の費用相場としては、1㎡あたり600円～800円程度になるのですが

・1階建て：6万円～8万円
・2階建て：7万2,000円～9万6,000円
・3階建て：8万4,000円～11万2,000円

30坪の家ではこのような金額になるでしょう。

高圧洗浄の費用相場

高圧洗浄は、壁についた誇りや汚れを落とし、新しい塗料がきちんと馴染むようにするために必要な項目になります。
そのため、きちんと高圧洗浄が含まれているのかを確認しておきましょう。

こちらも費用としては、塗装面積に比例して金額が変わってきます。

1㎡あたり200円～250円程度が相場になりますので、30坪の家に対して

・1階建て：2万円
・2階建て：2万4,000円
・3階建て：2万8,000円

という費用相場になります。

養生の費用相場

養生は、塗装が必要ない部分に塗料がつかないように貼るもので、一般的には1㎡あたり400円ほどになります。

そのため

・1階建て：4万円
・2階建て：4万8,000円
・3階建て：5万6,000円

が費用の相場になります。

飛散防止ネットの費用相場

塗装を行う際には、近隣の住宅に迷惑がかからないように、飛散防止ネットを取り付けるのが一般的です。
周りに家がなかったとしても、庭に塗料などが飛ぶと良くないので、基本的には見積もり費用に含まれるでしょう。
費用相場は、1㎡150円ほどになります。

そのため、

・1階建て：1万5,000円
・2階建て：1万8,000円
・3階建て：2万1,000円

が費用の相場になります。

塗料（下塗り用／中塗り・上塗り用は別塗料）の費用相場

塗料もこれまでの費用と同様に、塗装範囲によって金額が変わります。
しかし、塗料で注意するべきなのは、3回塗るということです。

一般的に外壁や屋根の塗装は

・下塗り
・中塗り
・上塗り

という3回に分けて塗装を行います。

そうしなければ、すぐに塗装が剥がれてしまったり、既存の塗装となじまなかったりします。
下塗り用の塗料というものがあり、この塗料と中塗り・上塗りの塗料は別のものになります。
そのため、3回分の塗料の費用が含まれているのかを確認しておきましょう。

使用する塗料によって金額は大きく変わってきます。
一般的な塗料の相場は、

となっています。

シーリングの費用相場

シーリングとは、外壁の隙間を埋めていく作業で、これがきちんとされていないとそこから内部に水が入ってきてしまいます。
シーリングの相場は、1㎡あたり700円～800円となっています。

そのため、

・1階建て：7万円
・2階建て：8万4,000円
・3階建て：9万8,000円

くらいが相場になります。

廃棄物処理の費用相場

廃棄物の処理には、施工内容によって出る廃棄物が異なりますので、一概には言えませんが、大体1万円から2万円程度かかるのが相場です。

人件費の費用相場

人件費の相場は、見積もりの全体金額に対して約2割～3割程度が相場と言われています。
そのため、100万円の工事に対して30万円以下であるなら相場と言えるでしょう。

あまりにも人件費の割合が高い場合には、必要な施工内容が含まれていない可能性もありますし、人件費を水増しされている可能性もあります。
反対に人件費が少なすぎる場合には、塗料などの材料費用を多く請求されている可能性があります。

雑費（職人さんの交通費など）の費用相場

その他、雑費として交通費などが加算されるのが一般的です。
これらの費用は、全体の2割程度になることが多いでしょう。

外壁塗装で失敗しないためには、複数社からの見積もりを取るのが良いでしょう。
「A社では含まれているのに、B社には含まれていない項目がある」
こういった場合には、きちんと施工会社に確認しておかなければ、工事が始まってから追加請求をされ、結局高い費用を支払う事になります。

また、見積もりの内容が「㎡」での標記ではなく「一式」となっている場合には注意しましょう。
一式は、非常に面積が小さい場合や費用的に小さい場合に用いられる単位になりますが、場合によっては内容が確認できない様に一式にしている悪徳業者もいます。

悪徳業者に引っかからないためにも、気になったことはすぐに聞くことと、そういった関係性を作れるような業者を選ぶことが大切になります。